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  • 2016.03.31 Thursday

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うーん、今日も蒸し暑いですね。

私たち人間が不快に感じる日本の夏、実は
煎茶などの リーフ にとっても過酷な季節なのです。

とくに、ムンムンとした湿気。
密封状態でお届けした茶袋を、いったん開封すれば
空気中の湿気の吸着がはじまります。

以前、当ブログ 「茶殻の活用法 2」 で
茶殻の吸湿効果や消臭効果について触れました。
つまり、これから飲むために保存しているリーフも同様に
湿気や、キッチンのニオイを吸着する性質があるということ。
油断は禁物です。

それらを防ぐために有効なのが、以前も書きましたとおり
密閉できる茶缶 + ジッパーバッグ の合わせ技 です。
ジッパーバッグのなかに乾燥剤を入れれば、より効果的ですよ。
乾燥剤は、効力がなくなってきたら新しいものにしましょう。

そして、茶缶の置き場所ですが。
電化製品の近くなどで温度が上がりやすいところや
直射日光があたるところは、くれぐれもお避けくださいね。

最後に、夏の鉄則。

開封したら半月以内で飲みきる!

もし難しければ、小分け密封して冷凍保存 がおすすめです。
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「賞味期限」や「消費期限」にまつわる問題が 
このところ、ずいぶん取り沙汰されていますね。

「賞味期限」と「消費期限」の違いについては 
農林水産省ホームページ にも記載がありますので 
いちど、ご確認くださいね。

弊社商品は、リーフ(茶葉)顆粒茶 ともに 
「賞味期限」を表示しております。
パッケージの裏面に、開封しない状態での 
おいしくお飲みいただける期限を示してあります。

ただし、いったん開封したら、期限内にかかわらず 
なるべく早めに飲みきることを、おすすめしております。

とくに、リーフ。
ほんのわずかに水分を含んでいるため、意外とデリケート。
温度や湿気、光などによって、茶成分が変質しやすいのです。

納品時は、光などを通さないアルミを貼った専用袋に入れ 
酸素を抜いた真空状態になっていますが 
これを開封したら、できれば半月以内に飲みきるのが理想です。

お茶の保存方法につきましては 
以前のブログ も、参考になさってくださいね。
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開封後の茶葉を 密閉容器に移す のは、大原則ですが 
ほんとうに“密閉”できているかどうか 
以下の点について、ご家庭の茶缶を点検してみてください。 

1.光を通さない素材でできているか。
2.茶缶の内部は、金属製になっているか。
3.茶缶には、中ぶたがついているか。
4.ふたをしたとき、ゆがみや隙間が生じないか。
 
酸素や湿気、それに、紫外線。
茶葉は、これらをとてもいやがります。
ですから、上記の4条件をすべてクリアしていない茶缶は 
茶葉のコンディションを、なるべく良好に保つのに 
残念ながら、適しているとはいえません。

4条件を満たす茶缶を選んで、切り換えることを 
近いうちに、ぜひぜひ、おすすめしますが 
ひとまず、今日のところは応急処置を。

キッチンに、食品保存用のジッパーバッグや 
フリーザー用のチャック付バッグがあれば 
それに茶缶ごと入れ、ぴっちり密閉しておいてください。

バッグのなかに乾燥剤を入れておくと、より効果的。
乾燥剤は、100円ショップなどでも手に入りますよ。
こんなひと手間が、劣化の進みを抑える力になってくれます。
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早めに“冷凍保存”してしまいましょう。

買ったままの密封アルミ袋を、まだ開けていなければ 
そのまま冷凍庫へ。

そして、いったん開封したものなら、小分け冷凍。
だいたい、1週間〜10日分を目安にとり分けたら 
密閉性を高めるために、口をテープでふさぎ 
フリーザーバッグなどで二重にガードします。

ふたたび開封するときは 
必ず、常温にもどしてからにしてくださいね。
戸外との温度差で、結露した水分にお茶が触れると 
変質のもとになってしまうから。
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お茶の袋を開封したら、必ず密封容器に移してください。
茶缶 なら、中ぶたつきの、ピチッと密閉するものに。
日光を避けた涼しいところ、いわゆる“冷暗所"に置いて
この夏場なら、半月くらいで飲みきるのが理想です。

茶葉は、カラカラに乾燥しているようにみえて
実は、わずかに水分を含んでいますし
温度や湿気、光によって、茶成分が変質しやすいのです。
また、ほかのものの臭いを吸着しやすいという弱点も。

日本茶は、意外にデリケートだから
よりおいしくいただくために、大切なこと。
保存方法にも、気を配ってあげてくださいね。
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