開封後の茶葉を
密閉容器に移す のは、大原則ですが
ほんとうに“密閉”できているかどうか
以下の点について、ご家庭の茶缶を点検してみてください。
1.光を通さない素材でできているか。
2.茶缶の内部は、金属製になっているか。
3.茶缶には、中ぶたがついているか。
4.ふたをしたとき、ゆがみや隙間が生じないか。
酸素や湿気、それに、紫外線。
茶葉は、これらをとてもいやがります。
ですから、上記の4条件をすべてクリアしていない茶缶は
茶葉のコンディションを、なるべく良好に保つのに
残念ながら、適しているとはいえません。
4条件を満たす茶缶を選んで、切り換えることを
近いうちに、ぜひぜひ、おすすめしますが
ひとまず、今日のところは応急処置を。
キッチンに、食品保存用のジッパーバッグや
フリーザー用のチャック付バッグがあれば
それに茶缶ごと入れ、ぴっちり密閉しておいてください。
バッグのなかに乾燥剤を入れておくと、より効果的。
乾燥剤は、100円ショップなどでも手に入りますよ。
こんなひと手間が、劣化の進みを抑える力になってくれます。