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今日1月11日は 「塩の日」 なのだそうです。
上杉謙信が、敵対する武田軍に塩を送ったのが
1569(永禄11)年、ちょうど444年前(!)のこの日にあたるとか。
「敵に塩を送る」 のことわざでも有名ですね。
お茶、とくに ほうじ茶 は、塩となかなかの相性をみせてくれます。
お茶うけに、おせんべいやおかきは抜群。
あと、昔からあるお茶のアレンジ法では、塩茶(しおちゃ)といって
ほんのひとつまみの塩をほうじ茶に入れて飲んだりします。
その塩茶のアイデア、こちらの本にも載っていました。
『エプロンメモ』
(暮しの手帖社)
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【塩番茶】
コーヒー、紅茶もいいけれど、
冬のお客さまに、一度塩番茶をさしあげてみて下さい。
ほうじたお茶のかおりもこうばしく、
ほんのちょっとの塩味が体をあたためてくれます。
また、小さいあられを一つまみ入れ、上から熱い番茶を注ぐのも、
目さきが変わっていいものです。
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ただ塩を入れるだけでも、いつものお茶と味わいが違って新鮮ですし
このアイデアにある 「小さいあられ」 の工夫は
ちょっとしたおもてなしにもいいですね。
あられの味や大きさをいろいろ試してみるのも楽しそうです。
塩茶はお酒のあとにもおすすめです。
ぜひ、ミネラル豊富で風味がある天然塩でつくってみてくださいね。
それからこの本でもうひとつ、素敵なアイデアが。
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【おにぎり茶漬】
冬むきのお茶漬をひとつ。
中味はなんでも、
まわりも塩でもよし、みそ、しょう油でもけっこうです。
小さめのおにぎりを作り、こんがり焼いてからお茶わんにとり、
熱いほうじ茶をかけます。
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常備品でかんたんにできて、ちょっと見栄えのするお茶漬。
ほうじ茶は一般に、煎茶や抹茶よりカフェインがずいぶん少ないので
胃への負担も少なく、安眠の妨げになりにくいですから
夜食にも向きそうです。
いよいよ受験シーズン。
センター試験までは残り1週間ほどとなりました。
受験勉強中のご家族への夜食にもいかがでしょうか。