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  • 2016.03.31 Thursday

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先月、国立がん研究センターが発表した研究結果によると
緑茶を毎日2〜3杯、またはコーヒーを週に3杯以上飲む人は
脳卒中を発症するリスクが一割以上低くなるのだそうです。

これは朗報ですね。
朝茶や、毎食後、おやつの時間、仕事の打合せ、等々
緑茶もコーヒーも、この程度の量ならば
習慣的に口にしているかたも少なくないのではないでしょうか。

センターのホームページに
この研究についての概要が掲載されていましたので
あらためて読み返してみました。

 → 「緑茶・コーヒー摂取と脳卒中発症との関連について」
   (国立がん研究センター 2013/03/15)

お茶に関しての記述では …

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 分析の結果、緑茶を飲まない群を基準とした場合、
 循環器疾患と脳卒中については毎日2〜3杯と
 4杯以上の群の発症リスクが14%-20%低く、
 脳梗塞については日に4杯以上の群で14%低く、
 脳出血については毎日1杯以上の群で22%-35%低いという結果でした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

とくに脳出血にかぎると
緑茶を毎日1杯飲むだけでも発症のリスクが低下するのだとか。
さらに4杯以上では、飲まない群の0.65倍に抑えられるといいます。

ちなみに、今回の分析で
緑茶の対象としたのは 「せん茶」 のみ(番茶などは含まず)で
コーヒーは缶コーヒー以外とのことです。

私も茶業にかかわる身ですし、またコーヒーも愛飲しておりますので
こういった研究が出るたび、うれしいなと感じます。

ただ、お茶もコーヒーもあくまで一食品、一嗜好品ですし
成分としてはともにカフェインが含まれていますから
胃の弱いかたなど、どうぞ飲む量やタイミングにはご考慮くださいね。
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ペットボトルなどの茶飲料が普及したり
カフェではお茶をベースとしたラテなども人気となっている昨今。

茶葉を急須で淹れて喫する、というスタイルはもはや
たくさんあるお茶のいただきかたのひとつ、という感覚になりつつあります。

これからの日本茶の愉しみかたを考えるうえで
とても興味深い記事がありました。

 → 「【男性編】 日本茶にちょいたししたらおいしそうなものランキング」
 → 「【女性編】 日本茶にちょいたししたらおいしそうなものランキング」
   (マイナビニュース 2013/03/12)

「日本茶にちょいたししたらおいしそうなものを教えてください」
という質問に対する複数回答の結果が紹介されているのですが
面白いのが、男性と女性でランキングにあまり差がないんですね。

 1位  アイスクリーム
 2位  黒蜜
 3位  きなこ
 4位  はちみつ

…と、上位の4つは男女ともに同じ順番だったそうで
5位については女性が 「ホイップクリーム」 、男性が 「ごま」 でした。

いずれも、まったりとしたコクや甘みのある素材が並んでいるのは
お茶のもつ苦渋みを緩和してくれる印象からでしょうか。

ちょいたし、という軽めなことばの響きからすると
アイスクリームが1位となるのは少し意外な気もしますけれども。
濃いめに淹れた冷たい煎茶やほうじ茶とともにフロートにしても
あるいは、濃く点てた抹茶とともにアフォガートにしても
非常に相性がいいですね。

甘みは私も、はちみつや和三盆で加えていただくことがあります。
とくにほうじ茶にはちみつ、玄米茶に和三盆、よく合うと思います。
黒蜜や黒砂糖は風味が強いので、ラテにしたときに使うことが多いです。

記事に抜粋されている回答者のコメントは
そのまま参考になりそうなものが多いので
お茶のアレンジをいろいろ試してみたいかたはぜひ読んでみてくださいね。

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春とは名ばかりの余寒が続きます。

風邪やインフルエンザがまだまだ流行っているようですし
いよいよ花粉も飛びはじめ、健康管理に気が抜けません。

こんな記事が気になりました。

 → 「インフルエンザ、花粉症… 「免疫力」 向上で撃退しよう」
   (産経新聞 2013/02/18)

うがい、手洗いといった日々の習慣はむろん大切ですが
体内に入ったウィルスや細菌などから自分の体を護る 「免疫力」 を
高めることも大切、という話題です。

残念なことに、現代の私たちの生活では 「清潔志向が高まり、
過度に微生物を排除していることや食生活の変化、
ストレスなどで自然免疫力は低下している」 といいます。

免疫力向上のための生活習慣の改善、なかでも食の面で
注目されているのが 「グルタチオン」 という成分なのだとか。

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 抗酸化、解毒作用があり、
 マクロファージにも含まれるグルタチオンは、
 シスチンやテアニンといったアミノ酸を同時にとることで合成が進む。
 シスチンは鶏などの肉類や卵、大豆製品に、
 テアニンは緑茶などに含まれる。
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「グルタチオン」 とは聞きなれない名ですが
体内に存在するアミノ酸の一種(3種のアミノ酸からなる化合物)で
解毒や抗酸化のはたらきがあるそうです。

このワードで検索してみましたら、かなり多くのページにヒットしまして
この成分を配合した輸入品のサプリメントなども流通しているようです。
(経口摂取についての効果のほどはわかりませんが…)

肉類などに豊富なシスチン、緑茶に含まれるテアニンの同時摂取が
その成分の体内での合成を促進する、ということで
結局は、ごく身近な食品をバランスよく日々いただくことが
地道ながらも免疫力アップへの早道となるのかもしれませんね。

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朝日新聞の 「声」 の欄にあった、こんな投稿が目にとまりました。

 → 「【声】 息子に茶柱を見せてやりたい」
  (朝日新聞デジタル 2013/02/05)

家で、急須を使って淹れたお茶を飲む高校生が減っているという
最近のニュースを受けての
同じ年ごろの息子さんをもつ母親からの投稿です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 自分は日頃、子どもにきちんと
 お茶について教えているだろうかと不安に思った。
 その若い母親を笑えないような気がして、
 春に高校生になる息子と話してみた。
 幸い毎朝お茶を飲むので、いれ方は知っていたが、
 思った通り茶柱は見たことがないという。
 急須は、茶(ちゃ)漉(こ)しにお茶の葉を入れるようになって
 ずいぶん洗いやすくなったが、
 引き換えに 「茶柱が立つ」 幸運には出合えなくなった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

たしかにいまは、急須にもともと
目の細かな金網の茶こしがセットされたものが普及していて
お茶のくきというか芯の部分である 「茶柱」 が
その目をくぐりぬけて湯呑茶碗に出てくることはまれ。
湯呑のなかで立つシーンに出会うことが、より珍しくなりましたね。

また、お茶の葉とくきの部分を選別する製茶機械も
今日のものは精度がすぐれている、ということも
茶柱が縁遠くなった大きな理由かと思います。

さて、そもそも、どうして茶柱が立つと喜ばれるようになったのか
この記事にいくつかの説が紹介されていました。

→ 「 「茶柱が立つ」 と縁起がいいワケ」
  (web R25 2013/01/25)

「いま流行りのステマ(ステルスマーケティング)」 説もあるんですね。
これなど、いかにも、という感じがします。
面白く読みました。

記事の最後に、「茶柱を立たせるポイント」 が紹介されているのですが

 「茎の含まれているお茶を選ぶ」
 「目の粗い急須を使う」
 「少な目の茶葉で多目のお湯を使う」

の3点を守ったら、10杯中3杯で茶柱が立ったのだそう。

ちょっと淡白なお茶になりそうですが …
実験気分で、ご家族で試してみても楽しいかもしれませんね。

くき茶、棒茶、かりがね、といった名称で販売されているものを選ぶのが
勝率アップにつながるかと思います。

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一昨日のこのニュース。
かなり意外な組み合わせにびっくりしました。

「緑茶に多く含まれるカテキンを
 勃起不全 (ED) 治療薬とあわせて使うと、
 カテキンの抗がん作用が大幅に強くなることを、
 九州大の立花宏文主幹教授 (食品機能化学) らが
 細胞やネズミの実験で確かめた。」

のだそうです。

抗がん作用が期待されるデータがさまざま報告される一方で
その効果を否定する研究もあったりと
まだまだ未解明な部分も多い、緑茶特有のカテキンのはたらき。

今回、マウスの実験で、ED治療薬との併用投与により
カテキンの抗がん効果が向上したといいます。

九州大学のこちらのプレスリリースに詳細がありました。

→ 「緑茶カテキンのがん細胞殺傷のしくみに基づいた
   新しいがん治療法の発見」
   (2013/01/22)

「今回発見したEGCGのがん細胞致死機構は
既存の抗がん剤とは全く違う仕組み」 という記述にも驚きました。

ちなみに、ひと口に 「カテキン」 といってしまうことが一般的ですが
厳密にはカテキン類にはさまざまなものがあります。
この記事にある 「エピガロカテキンガレート (EGCG) 」 というのは
緑茶にふくまれるカテキンの約半分を占める
もっとも代表的で身近なものです。

早い段階での実用化を期待しています。

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日中の陽射しはまだまだ強くても
朝晩はだいぶ涼しさが感じられるようになりました。
あたたかなお茶が恋しくなってくる季節でもあります。

こんな記事がありました。
ソースは 『人民日報』 日本語版のようです。

→ 「【人民日報】 中国人に学ぶ 健康に良いお茶の飲み方」
  (朝日新聞デジタル 2012/10/15)

「人の体は気候の影響を受けるもので、
お茶も季節によって変えるのが良い」 ということで
健康という点に着目し、季節ごとにおすすめの茶種を紹介する
面白い切り口となっています。

中国でも日本でも生産量の多い 「緑茶」 については
「厳しい暑さが続く夏に飲むといい」 とあります。

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 摘み取った茶葉を加熱処理して発酵を妨げている
 不発酵茶に属す緑茶は
 身体を冷やす性質 「寒性」 を持ち、
 体の中から熱を取り去ってくれる。
 さらに緑茶に含まれるカテキンには、
 血中コレステロールを下げる作用もあり、
 血管硬化予防にも効果を発揮する。
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緑茶の代表的なものとしては
日本茶では煎茶や玉露、抹茶があげられますでしょうか。
中国緑茶では、西湖龍井茶などが有名ですね。

緑茶は利尿作用のあるカフェインもふくみますから
汗をたっぷりかいたあとの水分補給にはおすすめしかねますけれど
発酵系のお茶にはない、茶葉のもつ独特の清涼味は
夏の昼下がりなど、たしかにいいものだなあ、と感じます。
あたたかなお茶でも、水出しにしてもよく合いますしね。

さて、そして今の季節はというと。
「風邪をひきやすい秋に飲むといいのは鳥龍茶(青茶)」 だとか。

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 茶葉を発酵途中で加熱して発酵を止め、
 半発酵させた鳥龍茶は、緑茶と紅茶の中間に位置する。
 鳥龍茶には、夏の間に体に蓄積した熱を取り除いたり、
 体液の分泌を促進したりする作用がある。
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「青茶」 ということばが出てきましたが
これは上の文にもありますように、生葉を加工する段階で
ある程度(途中)まで酸化発酵させたタイプのお茶の総称です。
日本で飛びぬけて有名な烏龍茶のほかにも
中国茶専門店にはさまざまな種類や産地の青茶が並んでいて
飲みくらべもまた楽しいですね。

一日の寒暖差が大きく、体調をくずしやすくもあるこの季節。
隣国の知恵にならって
青茶系をお茶時間にとり入れてみてもいいかもしれません。

ちなみに、発酵しきったものは、おなじみの 「紅茶」 。
昨今、日本にも発酵茶づくりに挑戦する生産者が増えてきました。
紅茶には身体をあたためる効果があるということで
冬のおすすめにあげられています。

また、春には香りのよい 「ジャスミンティー」 が。
淹れかたのコツにまで言及されており、実用的な記事と思います。
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秋花粉に悩まされる季節となりましたが
日本気象協会からは先日、来春の花粉飛散予測が発表されました。

→ 「2013年春の花粉飛散予測(第1報)
   〜夏の猛暑が影響 関東・東北地方の飛散数は例年の1.5倍に〜」
   (日本気象協会 2012/10/03)

少なめだった今年とくらべ、東日本ではだいぶ増える見込み、との報。

春の花粉の飛散量は、前年の夏の気候に左右されるといいます。
今年のように、夏に晴れて気温が高い日の多かった場合
来る春の飛散量は増す傾向があるとか。

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 2013年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)の飛散数は、
 九州・四国地方は例年よりやや少ないですが、
 中国地方から北海道にかけては例年並みか例年より多く、
 関東・東北地方は例年のおよそ1.5倍になるでしょう。
 前年(2012年)にくらべると、
 関東・東北地方と北海道は2〜5倍になる見込みです。
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記事では 「西少東多」 ということばであらわされていますが
予測値は地域ごとにかなりの差がありますので
お住まいの地域の詳細は、上記リンクから確認してみてくださいね。

ちなみに、こちら東海地方は
「総飛散数は概ね例年並みでしょう。
2012年と比べると愛知県と静岡県は多く、
岐阜県と三重県は同じかやや少ないでしょう」 とのこと。

少なかった今年はさいわい 紅ふうきパウダー でしのげたのですが
来年はどうなることでしょう … 。
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NPO法人 日本茶インストラクター協会(外部サイト)
「日本茶アドバイザー」 は、初級の資格ということもあり
茶業関係者のみならず、たずさわらないかたも多く取得されていて
また、通学式でも取得できる点も (むろん修了試験はありますが)
人気の理由となっているようです。

日経新聞の静岡支局の記者さんが
この資格を得るまでの体験記がWEBに掲載されています。

→ 「勝ち抜き戦で決勝進出 “日本茶名人”検定受験記 」
   (日本経済新聞 2012/09/21)

養成スクールでの取得の流れや、内容の実際がよくわかり
これから資格取得を考えているかたにおすすめの良記事です。

通信講座や、もちろん自分で勉強して受験することもできますし
そのほうが経済的であることは間違いないのですが
このスクーリングの内容で、とくにいいなと思ったのが
カリキュラムに 「手もみ体験」 があること。

茶業にたずさわっている者にも、その機会は限られた昨今ですし
いま主流の機械化された製茶がそもそもは
手もみによる製造の流れを、量産化すべく移行しただけで
工程の根本は、手であれ機械であれ変わらないんですよね。
それを実際に、短い時間で体験できるのは貴重かと思います。

ところでこの記事、資格に興味のないかたにも
おいしく淹れるということにおいて参考になる記述がたくさんあって
とくに3ページ目に、そのエッセンスが詰まっています。
お茶がなかなかおいしく入らない、という悩みをお持ちのかたは
ぜひ一読してみてくださいね。

私は、最後のしめのことばにはっとさせられました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  
 色々な空間に色々な人がいて、それぞれ好みが違う。
 そんな環境でどれだけ相手に合わせ、気の利いたことができるか。
 呈茶という行為の底流に、何か普遍的な意味を感じた。
 コミュニケーションツールという点では、
 同じ茶でもペットボトル茶より急須で入れる茶のほうが
 向いているのかもしれない。

 友人、知人に 「日本茶アドバイザーの試験に受かった」 と話したら、
 もれなく 「お茶入れてよ」 と返ってくる。
 せっかくだから喜ばれたり、
 おかわりを求められたりする一杯を提供したい。
 気楽にできたらなおいい。
 使命感を抱くほどでもないが、そうしたささやかなやりとりが、
 日本茶文化の継承そのものであるように思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  

コミュニケーションツールとしてのお茶。

お茶というものに興味や自分なりのこだわり持つと
それを伝えたくて、とかく我を通しがちになるけれども
とっておきの一杯となるには、力まず、気負わず、軽やかに。

ともに過ごす誰かと、おいしいお茶といい時間を共有する根本は
ここに書かれていることに尽きるなあ、と思います。
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全国的に有名となった浜松にかぎらず
ここ藤枝にも実は、持ち帰り餃子のいいお店があったりして
おいしい餃子にはこと欠かない地域です。
静岡県は中食(なかしょく)率が高めとの話を聞いたことがあり
そうした食文化も影響しているのかもしれません。

さて。

「餃子を食べるときに、一緒に何を飲んでいますか?」

と問われると、餃子はお酒のつまみ派、の私としては
ビールや紹興酒を思い浮かべるものですから
このアンケートの結果には少々驚きました。

→ 「餃子を食べるときに、一緒に食べるモノ&飲むモノ」
   (Business Media 誠 2012/09/13)

複数回答なのですが
お茶系のものが過半数を得て、圧倒的に多いんですね。
(ただし回答者の年齢構成や男女比等、この記事では不明です)

 「お茶(日本茶、麦茶、ウーロン茶など)」  62.0%
 「ビール類(発泡酒、新ジャンルなどを含む)」  37.8%
 「水、ミネラルウオーター」  17.5%

コクのある餡に、皮を油でぱりっと焼いた焼餃子には
口中をさっぱりとさせてくれる烏龍茶や緑茶、ほうじ茶など
意外に合うのかもしれません。

そうしてみると、お酒でも
烏龍茶割りや緑茶割りも相性がよさそうですね。

ちなみに、少数派ながら
「牛乳」 や 「コーヒー」 といった回答もあり、衝撃を受けました。
食は本当に人それぞれですね。
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二日酔い対策、皆さんはどうされているでしょうか。

→ 「古今東西の変わった二日酔い対策、19個」
   (ギズモード・ジャパン 2012/08/29)

英文の原文が日本語訳されたものなのですが
とても参考にできないような、ちょっと風変わりな旧習もふくめ
さまざまなものが紹介されています。

日本からは、梅干が。

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 居酒屋で飲み過ぎてしまった日本人は梅干しを食べるようです。
 梅干しは、プラムやアプリコットに似たウメという果物を
 漬け物にして乾燥させたものです。
 酸っぱいです。
 それもただの酸っぱさじゃありません、
 口がすぼまるほどの酸っぱさです。
 梅干しを緑茶に入れて、酸っぱさを軽減させて食べる人もいますが、
 それでもびっくりするくらい酸っぱいです。
 この行為には、ちょっと科学的な根拠もあって、
 梅干しに含まれる塩分が枯渇した電解質を補充してくれるのです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  

居酒屋の定番ドリンク、焼酎お湯割りの梅干入りは
そんな効果を期待して呑むかたも少なくないのでしょうか。

「梅干を緑茶に入れて」 というのもいいですね。
単に酸っぱさの軽減というにとどまらず
緑茶もまた、(過度な飲酒でないことが大前提ですが)
二日酔い対策にいいともいわれます。

ちなみに私は、緑茶を濃いめに淹れて
日本酒などのチェイサーとして飲んだり
ときには 「静岡割り」 ですね、焼酎の割り材にしたりもします。

梅干とお茶の組み合わせは
すこし風邪っぽいときにいいと聞いたこともあります。
梅干の表面を焼いてから入れてもおいしいんですよね。

どちらも身近な食材なのもうれしいところ。
私も今晩は梅干入り緑茶にして飲んでみたいと思います。
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