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  • 2016.03.31 Thursday

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お茶のことのは ● 茶屋(ちゃや)

  <1> 茶を製造・販売する職業。また、その家。葉茶屋。
  <2> 旅人などに茶菓を供し休息させる店。茶店。
  <3> 江戸時代、上方の遊里で、客に芸者・遊女を呼んで
      遊ばせた家。揚屋(あげや)より格が低かった。
  <4> 江戸時代、江戸新吉原で、客を遊女屋などに
      案内することを業とした家。引手茶屋(ひきてぢゃや)。
            ― 大辞泉 増補・新装版(小学館)より ― 

弊社も<1>に該当する、いわゆるお茶屋です。

<2>は、今風にいうと“和カフェ”ですかね。

でも、このことば、今でも<3><4>のイメージが色濃いですね。
“お茶屋遊び”のほうの、お茶屋。
京都の祇園なんかが、思い浮かびますでしょうか。
これらはそもそも、<2>のお茶屋が元になったといわれています。

       *   *   *  
 
昨日ご紹介した『ボストン美術館 浮世絵名品展』の出展作品にも 
いくつか、茶屋にまつわるシーンや人物などが描かれています。

まずは、<2>のタイプ。
鈴木春信の「浮世美人寄花 笠森の婦人 卯花」には 
江戸に実在した茶店の看板娘、“鍵屋のおせん”の姿が。
“明和三美女”のひとりと謳われる、評判の美人だったそうです。
この作品には、茶釜や茶碗などの道具類も描きこまれています。

また、司馬江漢(しばこうかん)の「広尾親父茶屋」には 
今では想像もつかないほどにのどかな、麻布広尾の風景のなか 
溶けこむように、そっとたたずむ“親父茶屋”。
木陰の茶屋で、のどを潤し、疲れをいやす散策の人々の姿が
やさしい目線で表現されています。

<3><4>に該当するほうの茶屋といえば、やはり、遊女ですね。
浮世絵には、美しい傾城(けいせい)がたくさん登場します。
上記の展覧会には、磯田湖龍斎(いそだこりゅうさい)や 
山東京伝の手による美人画が出品されていました。
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  • 2016.03.31 Thursday 10:20

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