トップページ > ブログ「お茶まわり」

 
CALENDAR
SMTWTFS
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
ARCHIVES
PROFILE
MOBILE
qrcode
SEARCH
  • スポンサーサイト
  • 2016.03.31 Thursday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • - | -


奈良で、茶粥なるものを初体験したのは、だいぶ前 
吉野の、たしか、西澤屋というお店でした。

静岡県民にとって茶といえば、煎茶、萌黄色。
だから、ほうじ茶で煮こんだ、茶色い粥を目にして 
最初は、ただ、びっくりしました。

しかし、これがなかなか、さらりと味わい深い。
それからというもの、奈良旅行のおりには 
散策で疲れたときなど、なぜか食べたくなってしまうのです。

さて、この茶粥、東大寺から広まったという説が一般的です。

東大寺二月堂の修二会(お水取りが有名でしょうか)のとき 
練行僧の食事に出される「茶飯」がルーツだとか。
ほかにも、江戸初期に、庶民が上納して残った大和茶で 
粥を炊いたのだという説もあるようです。

詳しくは、奈良の総合情報サイト「奈良っこ」を。
特集があり、上記の2説の紹介をはじめ、作り方や 
茶粥が食べられるお店の情報もありますよ。

杉浦日向子監修 『お江戸でござる』(新潮文庫)によれば 
明暦の大火(1657年)の後に、浅草にできた奈良茶粥の店が 
江戸における料理屋のはしりなんだとか。

       *   *   *

なお、昨日のブログ でちらりと触れた湯漬けは 
どうも、茶粥のルーツとは異なるようです。

湯漬けは、冷飯や糒(ほしいい)に湯をかけただけのもの。
とはいえ、もともとは貴族階級などの高貴な食べ物で 
室町期には、饗膳に必ずといっていいほど出されるものでした。
織田信長がよく食べていたことも知られています。
  • - | -

  • スポンサーサイト
  • 2016.03.31 Thursday 09:07

  • - | -