4月28日付
朝日新聞 夕刊の
be evening に
国内のアイスクリーム販売高の推移が紹介されていました。
これが右肩上がりかと思いきや
「猛暑だった94年の4300億円をピークに
9年連続で微減傾向が続い」 ているというのです。
ただし2004年以降は、20年前の市場規模とほぼ同程度の
3500億円台を維持しているもよう。
日本アイスクリーム協会 は
「お茶やミネラルウォーターなど夏場にアイスと競合する飲料や
ヨーグルトが大きく伸びたことなどが影響した」 とみているとか。
たしかに、手もとのデータでみると
ペットボトルなどの緑茶飲料が販売量を増やしていった時期に
アイスクリームは減少傾向にあったようです。
ただしこれは、アイスクリームに限らないことで
無糖のお茶やミネラルウォーターへの支持が高まるにつれ
甘い清涼飲料なども、昨今は敬遠されがちな傾向にあります。
健康志向が一因といえるのかもしれません。
一方で 「少量でもおいしいもの」 という消費者も多く
同協会の調査では、ほとんどの人が
「アイスを選ぶポイントはおいしさ」 と答えたとか。
やや高額でも、味が濃厚でおいしい商品が
コンビニエンスストアなどでも手軽に買える昨今ですから。
少量でもおいしいものを、という志向もみてとれますね。
ところで、今日の静岡は暑い。
こんな夏日には、やはりアイスクリームが食べたくなります。
コクのあるバニラアイスが、少しやわらかくなったところで
八ッ橋 をスプーンがわりにして食べるとおいしいですよ。
さらに、濃いめに点てた
抹茶 をかけて “アフォガート” 風にすると
ちょっとしたおもてなしの一品になります。