本日の
朝日新聞 朝刊の社会面に
夫婦に関する2つの意識調査の結果が掲載されました。
ともに小さな記事なのですが、なかなか興味深いんです。
ひとつめは、電通とリクルートによる
50〜64歳の男女を対象としたインターネット調査。
「
夫が 「愛情」 抱いても、妻は 「無関心」 … 電通など調査」
シニア世代の配偶者に対する感情を、男女別に集計すると
男性・女性ともに1位は 「友情」 の42%、ですが
それ以下は、けっこう意識のズレがあるようです。
男性は 「無関心」 27%、「恋愛」 23%、「嫌悪・不愉快」 8% 。
女性は 「無関心」 32%、「嫌悪・不愉快」 15%、「恋愛」 11% 。
あらら、女性に 「恋愛」 の占める割合の多くないこと …
「無関心」 という回答が男女ともに多いことにもびっくりしました。
この調査結果の詳細は、電通のホームページに
PDFファイル で報告されています。
夫婦間のパワーバランスの分類とか、けっこう面白いですよ。
興味あるかたは、そちらもぜひ。
そして、ふたつめの記事。
博報堂による調査結果です。
「
「夫婦一緒の時間充実させたい」 妻、激減 博報堂調査」
こちらは首都圏の20〜50代の夫婦が対象です。
「夫婦一緒の時間を充実させたい」 と思っているのは
夫の39.3%に対し、妻が26.2% 。
1割以上、差があるんですね。
しかも、20年前の同様の調査と比べると
夫の%は上昇しているものの、妻は減っているそうです。
また、とくに女性の離婚への意識も変わってきているもよう。
詳しくは上記の記事をご参照ください。
さてさて。
若輩の私ですが、まわりのたくさんの夫婦をみていて
傾向として、ひとつあるのではないかと思うのが
「ティータイム」 や 「晩酌」 をともに愉しむ夫婦は仲がいい
のではないか、ということです。
いや、もちろんそもそも仲がいいからこそ
こうしたひとときを、一緒に長く愉しめるのかもしれないけれども。
たとえば食卓でごはんを食べる時間をともにする以上に
なんとなくの会話を、ゆるやかに積み重ねられる時間。
そんな時間をたくさん共有してきた夫婦に出会うとき
自分も温かな空気をいただけることが多いように思います。
「夫婦一緒の時間を充実させたい」 かた。
まずは、心をこめて淹れた1杯のお茶を
相手に差し出してみることから始めてはいかがでしょうか。
「
掌の温かさは心をも温める」 実験結果にもみられるように
湯のみ茶碗から伝わってくる、お茶のぬくもりが
夫婦の仲よし度をますますアップさせてくれるかもしれませんね。