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昨日、浜松の遠鉄百貨店で
家庭用品の売り場をぶらぶらしていたら …
あれ、白い きつね がこっちを向いてる!
イタヤ細工の 「イタヤ狐」 です。
イタヤカエデの幹を、放射状に6つに割いて
ひとつずつ、きつねのかたちに削ってあります。
塗装などはほどこさず、無垢のままです。
このイタヤカエデ独特の白さ、いいですね。
ちいさな玩具として、飾っておくだけでもかわいい。
私は、雑誌ではじめてこれを知ったときから
木のスプーン用のレストにしたいな、と思っていました。
1,050円のものは、まさにジャストサイズでした。
ひとまとめにすると、こんな感じ。
この状態で 「蓋置(ふたおき)にする人もいるよ」 と、ご主人。
たしかにこのサイズ、あまり重いものは大変そうですが
小さめのアルミ鍋とか、鉄瓶や急須の蓋を置くのによさそう。
じかに置くと、しずくが台上に落ちたりしますものね。
秋田・角館の民芸イタヤ工房、菅原さんは
明日31日(火)まで、1週間限定で出店しているそうです。
大小・色みさまざまのかごや
枝折がわりにも使えそうな 「イタヤ馬」 もありましたよ。
浜松近辺の、気になるかたはぜひのぞいてみてください。
本日から、話題のツイッターを始めてみます。
◆ 社長のつぶやき
https://twitter.com/marutama_shacho
◆ ブログ担当者のつぶやき
https://twitter.com/marutama_seicha
元来アナログ人間だらけな弊社。
当ブログ担当者がツイッターのページを見たのですら
恥ずかしながら実は、昨日が最初というありさまですが …
私どもは、小売店をもたない卸会社ゆえ
お客さまとじかにお会いする機会があまり多くありません。
ご愛飲いただいているお客さまとじかに触れ合える
よい場にしていけたらと思っております。
お茶に関する素朴な疑問や
こんな商品がほしいなぁというご要望、また
実際にお飲みいただいてのご感想、ご意見など。
ぜひお気軽に、つぶやいてみてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
お茶のことのは ●
茶素(ちゃそ)浜松市の雄踏(ゆうとう)町にある安寧寺。
先日の京都訪問で
建仁寺の三門 がこのお寺から移されたものだと知り
夏休みを利用して立ち寄ってみました。
現在の山門をくぐり本堂へ向かう中途で
振り返って1枚、整然と配された石畳をパシャリ。
写真の手前部分、わずかに段差がつけられたこのあたり。
山門からずっと縦に配されている、左右の細長い敷石が
この部分にだけ敷かれていない … ということは
もしかすると、かつてはここに
例の、建仁寺の大きな三門があったのかもしれません。
そういえばこのお寺、徳川家康とゆかりがあるそうです。
家康の生涯唯一の負け戦、それも惨敗として知られる
三方ヶ原(みかたがはら)の戦い。
敗走中の家康を当時のご住職が助けたことにより
このお寺は後日、広い土地を拝領したとか。
ちなみに、このころの家康は浜松城を本城としていました。
そんなエピソードを知ると
立派な三門を有した伽藍(がらん)も、さもありなん、です。
石段の上がご本堂。
この日はちょうどお施餓鬼(せがき)の15日で
たくさんの人がいらっしゃったため
お寺のかたにお話をうかがうのは遠慮しましたが
枯淡な、感じのよい空間でしたよ。