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一昨日のこのニュース。
かなり意外な組み合わせにびっくりしました。
「緑茶に多く含まれるカテキンを
勃起不全 (ED) 治療薬とあわせて使うと、
カテキンの抗がん作用が大幅に強くなることを、
九州大の立花宏文主幹教授 (食品機能化学) らが
細胞やネズミの実験で確かめた。」
のだそうです。
抗がん作用が期待されるデータがさまざま報告される一方で
その効果を否定する研究もあったりと
まだまだ未解明な部分も多い、緑茶特有のカテキンのはたらき。
今回、マウスの実験で、ED治療薬との併用投与により
カテキンの抗がん効果が向上したといいます。
九州大学のこちらのプレスリリースに詳細がありました。
→ 「緑茶カテキンのがん細胞殺傷のしくみに基づいた
新しいがん治療法の発見」
(2013/01/22)
「今回発見したEGCGのがん細胞致死機構は
既存の抗がん剤とは全く違う仕組み」 という記述にも驚きました。
ちなみに、ひと口に 「カテキン」 といってしまうことが一般的ですが
厳密にはカテキン類にはさまざまなものがあります。
この記事にある 「エピガロカテキンガレート (EGCG) 」 というのは
緑茶にふくまれるカテキンの約半分を占める
もっとも代表的で身近なものです。
早い段階での実用化を期待しています。
今日1月11日は 「塩の日」 なのだそうです。
上杉謙信が、敵対する武田軍に塩を送ったのが
1569(永禄11)年、ちょうど444年前(!)のこの日にあたるとか。
「敵に塩を送る」 のことわざでも有名ですね。
お茶、とくに ほうじ茶 は、塩となかなかの相性をみせてくれます。
お茶うけに、おせんべいやおかきは抜群。
あと、昔からあるお茶のアレンジ法では、塩茶(しおちゃ)といって
ほんのひとつまみの塩をほうじ茶に入れて飲んだりします。
その塩茶のアイデア、こちらの本にも載っていました。
『エプロンメモ』
(暮しの手帖社)
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【塩番茶】
コーヒー、紅茶もいいけれど、
冬のお客さまに、一度塩番茶をさしあげてみて下さい。
ほうじたお茶のかおりもこうばしく、
ほんのちょっとの塩味が体をあたためてくれます。
また、小さいあられを一つまみ入れ、上から熱い番茶を注ぐのも、
目さきが変わっていいものです。
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ただ塩を入れるだけでも、いつものお茶と味わいが違って新鮮ですし
このアイデアにある 「小さいあられ」 の工夫は
ちょっとしたおもてなしにもいいですね。
あられの味や大きさをいろいろ試してみるのも楽しそうです。
塩茶はお酒のあとにもおすすめです。
ぜひ、ミネラル豊富で風味がある天然塩でつくってみてくださいね。
それからこの本でもうひとつ、素敵なアイデアが。
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【おにぎり茶漬】
冬むきのお茶漬をひとつ。
中味はなんでも、
まわりも塩でもよし、みそ、しょう油でもけっこうです。
小さめのおにぎりを作り、こんがり焼いてからお茶わんにとり、
熱いほうじ茶をかけます。
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常備品でかんたんにできて、ちょっと見栄えのするお茶漬。
ほうじ茶は一般に、煎茶や抹茶よりカフェインがずいぶん少ないので
胃への負担も少なく、安眠の妨げになりにくいですから
夜食にも向きそうです。
いよいよ受験シーズン。
センター試験までは残り1週間ほどとなりました。
受験勉強中のご家族への夜食にもいかがでしょうか。
あけましておめでとうございます。
本年もご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。
さて、本日より営業再開いたします。
お急ぎのお客さまには、大変ご不便をおかけいたしました。
休業期間中にいただいたご注文のお品は
一部の卸、大量ご注文品やオーダーメイド品、また
お支払い方法に 「前払い」 をご指定の場合をのぞきまして
本日、すべて初荷にて発送手配させていただきます。
インターネットからご注文のお客さまへは
到着予定日等を記した確認メールをお送りいたしますので
そちらもあわせてご確認ください。
初荷でのお届けとなるお客さま、および
本日1月7日(月)までにご注文のお客さまに、ささやかですが
上玄米茶 佐保姫 100gを1袋同封させていただきます。
春の女神の名をいただいたお茶、どうぞご笑飲くださいませ。
なお、休業期間中にいただいたお問合せへは
本日中にすべてご連絡させていただきます。
おそれいりますが、もう少々お待ちください。